このページでまず確認する内容

  • 台湾のファブやOSAT(後工程のパッケージング・テスト)がベンダー登録とあわせて現地法人を求めることがあります。法人が実際に必要な求めなのか、支店や既存の代理店のまま納入が続くのかを、先方から届いた書式を手元に置き確認します。
  • 材料は定期納入、装置は設置と現場対応まで続くことが多いため、契約書で見る条項が変わります。品質保証の範囲、納期が遅れたときの処理、リコール時の費用負担を、契約書の文言どおりに確認します。
  • 装置の設置やライン対応で日本の技術者が頻繁に出入りする場合は、どの法人形態と滞在手続を準備するかを設立の段階で一緒に検討します。

このような場合はご相談ください

  • 台湾のファブ・OSAT・部品メーカーがベンダー登録を求め、現地法人が必要かを判断しなければならない場合
  • これまで台湾の代理店経由で納入していた取引を、最終顧客との直接契約に切り替えたい場合
  • 装置の設置と定期点検のため、日本の技術者が繰り返し台湾に入る場合
  • 現地の保守担当を初めて雇用し、労働契約の条件をどう定めるか確認が必要な場合
  • 納入と検収は終わっているのに、代金が何か月も入ってこない場合

優先的に確認するポイント

  • 取引先のベンダー登録の求めが何を指すかは書式ごとに違います。購買担当から届いた書式とメールを一緒に見る方が早いです。
  • 装置の供給では、検収基準と引渡し時点をどこに置くかで請求と不具合対応の順序が変わるため、契約書の文言から確認します。
  • 日本の技術者の滞在準備と現地採用は、設立日程と重ねて見ないと、実際にいつからライン対応できるかが見えてきません。

進め方と準備資料

相談・手続きの進め方

  • 取引先から届いたベンダー登録の書式と購買条件を先に読み、現地法人なしでも納入を続けられるかを確認します。
  • 法人が必要であれば、子会社・支店・代表者事務所(いわゆる駐在員事務所)を、税務、契約の締結主体、現地採用計画の三つの基準で比較します。
  • 登記完了の予定日を起点に、供給契約の署名、技術者の出張、現地社員の採用時期を逆算し、一つの日程表に合わせます。

初回の概要と、後ほど整理する資料

  • 取引先から届いたベンダー登録の書式、購買条件書、直近の見積書と発注書
  • 現在使っている供給契約書・NDA・代理店契約書(日本語版と英語版の両方)
  • 台湾に送る技術者の人数と滞在期間、現地で採用する人数の計画
  • 代金が滞っている件があれば、請求書、納入・検収記録、督促メール、相手会社の登記情報

初回のお問い合わせでは、案件または業務の概要と連絡先のみをお送りください。旅券番号、身分証番号、銀行口座情報、身分証明書の原本などの機微情報は、メールや一般のお問い合わせフォームでは送信せず、担当弁護士からの案内後に安全な方法でご提出ください。

見落としやすいポイント

  • ベンダー登録の締切に間に合わせようと法人形態を先に決めてしまうと、後から税務や採用計画と食い違い、作り直すことがあります。
  • 日本本社の書式を翻訳しただけで使うと、品質保証の範囲や納期遅延の処理が、台湾の取引先の購買条件と噛み合わないことがあります。
  • 銀行口座の開設は登記完了とは別に時間がかかり、最初の入金日程が後ろにずれることもあります。
  • 技術者の出張が増えることに遅く気づくと、滞在の準備期間が足りなくなります。

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よくある質問

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現地法人が本当に必要か、契約書の手直しだけで足りるかは、取引先の要望と取引規模、今後の数量計画によって異なります。見積書、供給契約書、取引先から届いた提出書類をお送りいただければ、曾雋崴台湾弁護士が先に方針を整理いたします。

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