← サービス一覧へ

台湾投資・会社設立

韓国企業の台湾進出を、組織形態の選定から設立・許認可まで一貫支援

昊鼎国際法律事務所は、韓国企業の台湾進出に際し、台湾子会社・台湾支店・代表者事務所等の組織形態の選定、必要に応じた経済部投資審議司への投資申請、投資資金の送金・投資額審定、会社・支店等の登記、銀行口座開設、営業場所の適法性確認および業種別許認可を支援します。

このページは曾雋崴弁護士が内容を確認し、関連コラムと相談窓口をご案内しています。

主なポイント

  • 外国企業の台湾進出拠点は、一般に、台湾子会社(有限公司または股份有限公司)、外国会社の台湾支店、代表者事務所に区分されます。子会社と支店は営利活動が可能ですが、代表者事務所は法律行為および連絡業務に限られます。法人格、責任、税務、投資・登記手続および政府調達への参加資格は、組織形態と個別の招標文書に応じて確認する必要があります。
  • 台湾子会社の設立では、通常、会社名・営業項目の予備審査、投資許可、国外からの投資資金送金、投資額審定、会社設立登記および税籍登記を行い、必要に応じて輸出入、工場または業種別の許認可手続を追加します。手続数と所要期間は、組織形態、投資額、業種、審査内容、銀行対応および書類補正の有無により異なります。
  • 外国投資事業の外国籍主管に関する就業許可では、華僑または外国人が保有する当該事業の株式または出資額の合計が、その株式総数または資本総額の3分の1を超える会社の経理人、外国会社の台湾支店の経理人、代表者事務所の代表者等が対象となります。このうち、会社または支店の雇用主が設立1年未満の場合は、実収資本額または台湾における運転資金50万新台湾ドル以上、売上高300万新台湾ドル以上、輸出入実績50万米ドル以上、または代理手数料20万米ドル以上のいずれかが原則です。設立1年以上の場合は、台湾における直近1年または直近3年平均について、売上高300万新台湾ドル以上、輸出入実績50万米ドル以上、または代理手数料20万米ドル以上のいずれかが原則です。代表者事務所は、設立1年以上であれば台湾における業務実績が必要です(設立1年未満は免除)。国内経済の発展に実質的な貢献がある場合または事情が特殊な場合には、特別認定の余地もあります。
  • 投資許可後は、許可内容に従って国外から台湾へ投資資金を送金し、台湾側で投資額の審定を受けます。韓国における海外直接投資申告、送金名義、本人来店の要否、インターネットバンキングまたは代理手続の可否は、韓国法および利用する送金銀行の最新取扱いを個別に確認してください。
  • 台北市で会社・商業(支店および分支機構を含む)の設立、所在地移転、または営業項目追加の登記を申請する場合は、「営業場所事前照会」システムにより、営業場所と営業項目が土地使用分区および建築管理規定に適合するか事前審査を受け、適合結果を登記申請に添付する必要があります。
  • 2026年7月1日以降、工場登記を免除された製造場所で生産される固形手作り石けんを除き、一定規模の化粧品製造・輸入業者は、対象製品の供給・販売等の前に製品登録を完了し、PIF(化粧品製品情報ファイル)を作成・保存しなければなりません。PIF自体を登録する制度ではありません。虚偽・誇大な表示・宣伝・広告には4万~20万新台湾ドル、医療効能を標榜する場合には60万~500万新台湾ドルの過料が科され得ます。
  • 最低資本額2,500万新台湾ドルおよび全新貨車20両以上という基準は、一般的な物流業全体ではなく、「自動車貨物運送業」を新規に籌設する場合の原則的な基準です。規定に適合する車両、停車場その他の設備も必要です。引越専業、金門・連江地域、個人小貨車貨運業等には別基準または例外があります。既存事業者の買収には投資・会社・運輸関係の許認可確認が必要であり、免許を有する事業者への配送委託は、自社が自動車貨物運送業を営むこととは区別されます。
  • 会社を恒久的に終了する場合は、解散登記を行い、合併・分割・破産による解散を除き、清算手続を経る必要があります。会社法第9条の5年以下の有期刑等は、未払込の株金を払込済みと表示した場合、または払込後に会社責任者が株金を株主へ返還し、もしくは株主による回収を許した場合に適用されるものであり、通常の適法な会社資金の使用一般を指すものではありません。債務・税務を処理した後に分配されるのは「資本金」そのものではなく残余財産です。

関連コラム — 詳しく見る

台湾での会社設立の基礎:子会社・支店・代表者事務所、手続と就業許可
台湾会社設立

台湾での会社設立の基礎:子会社・支店・代表者事務所、手続と就業許可

製造・流通・情報通信・専門サービスなどの事業内容に応じて、韓国企業や個人事業者の台湾市場への進出方法は異なります。台湾で事業を始めるという目的は同じでも、誰と取引し、用いる契約がどのようなものか、収益を得る組織はどこか、台湾で業務を行う人は誰かによって、整えるべき法的な枠組みは変わります。 会社設立...

約13分記事を読む →
台湾進出:子会社と支店の違い
台湾会社設立

台湾進出:子会社と支店の違い

台湾で継続的に事業を行おうとする外国企業は、台湾子会社と外国会社の台湾支店を比較・検討することが一般的です。いずれも台湾に事業拠点を設ける方法ですが、誰が契約当事者となるか、誰が債務を負うか、第三者からの出資を受けられるか、利益を国外へ移転する際にどのような手続が必要かといった点は異なります。設立段...

約18分記事を読む →
台湾会社設立:住所・銀行口座・審査の実務Q&A
台湾会社設立

台湾会社設立:住所・銀行口座・審査の実務Q&A

台湾で会社を設立するときは、外国投資申請、会社登記、銀行手続、営業場所の確認、就業許可および居留をそれぞれ区別して準備する必要があります。この記事では、住所がまだ決まっていない場合、居留証がない場合の銀行相談、経歴の説明、賃貸借契約の時期、営業場所の適合性という五つの実務上の質問を整理します。 全体...

約6分記事を読む →
台湾会社設立:資本金送金・銀行・外国人雇用の実務Q&A
台湾会社設立

台湾会社設立:資本金送金・銀行・外国人雇用の実務Q&A

これらは、韓国の外国為替手続、台湾の外国投資手続、銀行による本人確認・取引審査、さらに労働部の就業許可審査が重なる分野です。同じ会社設立でも、投資家の居住地、資金源、承認された出資方法、選択した銀行、代表者の在留状況および雇用する職務によって必要な対応が変わります。曾雋崴弁護士が、各制度を混同しない...

約6分記事を読む →
台湾会社設立:営業場所の選び方と台北市の事前照会
台湾会社設立

台湾会社設立:営業場所の選び方と台北市の事前照会

会社や店舗の所在地は、賃料、交通、顧客層だけで決められるものではありません。予定する営業項目を、その住所、その階、その建物用途で行えるかを契約前に確認する必要があります。本稿では、台北市で会社・商業登記を行い、飲食店を営業する場面を一つの例として、現行の「営業場所事前照会」(營業場所預先查詢)を整理...

約6分記事を読む →
台湾化粧品市場への進出:会社・支店の選択から製品登録、PIF作成・保存、広告規制まで
台湾会社設立

台湾化粧品市場への進出:会社・支店の選択から製品登録、PIF作成・保存、広告規制まで

外国の化粧品ブランドが台湾で商品を展開するときは、販売先を見つけることに加え、誰が輸入を担うか、製品登録をいつ行うか、製品情報ファイルをどこで保存するか、表示・広告をどの基準で確認するかを整理する必要があります。韓国のブランドにとっても同じであり、会社設立だけで市場参入に必要な手続が完了するわけでは...

約6分記事を読む →
台湾の物流事業と「汽車貨運業」許可:新設・買収・委託
台湾会社設立

台湾の物流事業と「汽車貨運業」許可:新設・買収・委託

台湾で配送に関係する事業を計画するときは、「物流会社」という呼び方だけで許可の要否を決めることはできません。倉庫保管、梱包、物流システム、運送取次、自社商品の発送と、報酬を得て他人の貨物を自動車で運送する事業とでは、適用される制度が異なります。 以下では、自動車貨物運送業に当たる場合の新設、既存事業...

約8分記事を読む →
台湾会社を終了するとき、出資金はどう扱われますか?
台湾会社設立

台湾会社を終了するとき、出資金はどう扱われますか?

台湾で設立した会社の事業を終えることを決めると、当初払い込んだ資本金を直ちに株主の口座へ移せるかが、まず問題となります。しかし、出資金が会社の口座に入った時点から、その金銭は会社財産を構成します。会社財産は会社に帰属し、株主の個人財産ではありません。株主が会社の持分をすべて保有する場合であっても、ま...

約14分記事を読む →