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台湾法人設立(会社設立)総合ガイド

台湾法人設立(会社設立)の手続き(投審会承認→社名予備審査→設立登記→税務登記→口座開設)、法人形態の比較(子会社・支店・連絡事務所)、費用・期間、よくある質問まで日本語でまとめた総合ガイドです。

要点まとめ

  • 台湾法人設立の手続きは、投審会承認、社名予備審査・公証、設立・税務登記、正式口座開設の順で進みます。
  • 台湾の会社設立自体に最低資本金の制限はなく1台湾ドルでも可能ですが、代表者の就労許可証・居留証が必要な場合は、単一株主基準で最低50万台湾ドルの資本金が必要です。
  • 会社設立に約3ヶ月、設立後の就労許可証・居留証の取得に約1ヶ月かかるのが一般的です。
  • 核心手続きは、投資審議委員会(投審会)の投資承認 → 社名予備審査・委任状公証 → 設立登記 → 税務登記 → 銀行正式口座開設の流れで進みます。

※ 本ページの数値・要件は当事務所の公開コラムから抜粋した一般情報であり、案件によって異なる場合があります。

台湾法人設立の手続き(5段階)

以下の5段階は台湾法人設立の核心的な流れをまとめたものです。各段階の詳細書類とスケジュールは案件によって異なる場合があります。

  1. 投資審議委員会(投審会)の投資承認

    外国人は台湾の投資審議委員会に投資計画書を提出して審査を受ける必要があります。投審会は資本金が実際の投資用途に使われるかを確認し、承認後1年以内に資本金を送金しなければなりません。

  2. 社名予備審査と委任状の公証

    会社の中国語名称を検索・申請し、台湾弁護士などへの委任状の認証・公証を行います。投資計画の審査と並行して会社登記住所を探すと時間を短縮できます。

  3. 設立登記(資本金送金・監査・法人登記)

    会社の準備口座を開設して資本金を送金し、資本金監査を経て経済部に法人登記を完了します。韓国の銀行から送金する場合は本人が直接訪問して送金する必要があり、海外直接投資の申告が必要です。

  4. 税務登記

    法人登記後に税務登記を行います。会社は営業税(付加価値税)5%を2ヶ月ごとに申告し、毎年5月に前年度の営利事業所得税(法人税)20%を申告します。

  5. 銀行の正式口座開設

    法人登記書類を受け取った後、責任者が銀行で準備口座を正式口座に切り替えます。マネーロンダリング防止のため口座開設が厳格化されており、賃貸契約書の審査・実地調査が行われ、銀行によってはインターネットバンキングに追加条件がある場合があります。

法人形態の比較(子会社・支店・連絡事務所)

台湾進出の形態は大きく子会社(株式会社・有限公司)、支店、連絡事務所に分かれます。税金・法的責任・上場の可否が異なります。

項目子会社(株式会社・有限公司)支店連絡事務所
法人格あり(独立法人)なし(営業資格のみ)なし
営業税(付加価値税)5%5%該当なし
法人税20%20%該当なし
配当金の外国人所得税21%なし該当なし
未処分利益留保金税5%なし該当なし
合弁(第三者の持分参加)可能不可(韓国親会社100%)不可
台湾での上場可能(株式会社)不可不可
R&D税額控除最大30%なしなし

費用・期間まとめ

以下の数値は当事務所のコラムに公開された一般的な要件・税率・期間をまとめたものです。実際の費用は業種・資本金・代行手数料によって異なります。

項目内容
最低資本金(設立自体)法定最低額なし(1台湾ドルでも可能)
就労許可証・居留証用の資本金単一株主で最低50万台湾ドル(台湾パートナーがいる場合は約17万台湾ドル)
設立にかかる期間約3ヶ月
就労許可証・居留証にかかる期間約1ヶ月
営業税5%(2ヶ月ごとに申告)
法人税20%(年間)
韓国・台湾二重課税協定2023.12.2発効。固定事業場がなければ営業利益は免税、配当金の上限税率10%

よくある質問

台湾法人設立に最低資本金はありますか?
会社設立自体に最低資本金の制限はなく、1台湾ドルでも可能です。ただし代表者の就労許可証と居留証が必要な場合は、単一株主基準で最低50万台湾ドル、台湾パートナーがいる場合はその3分の1(約17万台湾ドル)を投資する必要があり、会社の年間売上高が300万台湾ドルを超える必要があります。
会社を設立すれば台湾のビザを取得できますか?
はい。投資家が台湾で会社を管理・運営する必要がある場合、台湾労働部に外国人就労許可証を申請し、取得後に移民署に居留証を申請できます。外国人就労許可証の許可期間は1〜3年で、居留証と有効期間が同じです。
子会社と支店の税金の違いは?
どちらも営業税5%と法人税20%は同じです。子会社は利益を配当する際に21%の外国人所得税が追加され、分配しない場合は5%の未処分利益留保金税がかかります。支店は利益を親会社に送金する際に追加の税金と未処分利益留保金税がありません。
銀行口座の開設が難しいと聞きましたが、本当ですか?
台湾はマネーロンダリング防止のため銀行口座の開設がますます厳格化されています。多くの銀行が賃貸契約書を審査し、会社住所を実地調査します。居留証がなくても移民署で基本資料表の発行を受けて口座開設が可能です。
法人設立には通常どのくらいかかりますか?
会社設立に約3ヶ月、設立後の就労許可証と居留証の取得に約1ヶ月かかるのが一般的です。店舗賃貸契約の開始日はできるだけ遅く設定するのが安全です。
台湾法人設立の手続きはどのようになっていますか?
投審会承認、社名予備審査・公証、設立・税務登記、正式口座開設の順で進みます。

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